シュッピン---2Qは売上高が13.4%増、EC会員数38万人を突破しEC中古買取も大きく伸長
シュッピン<3179>は6日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比13.4%増の163.62億円、営業利益が同7.4%減の6.82億円、経常利益が同7.0%減の6.79億円、四半期純利益が同8.1%減の4.62億円となった。
カメラ専門店「Map Camera」のECサイトを中心として、購入前から購入時・購入後の流れの中で、価値ある情報を提供することによって売上を拡大させるプラットフォームが完成し、その循環の輪を広げるための取り組みを推し進めた。主な取り組みは、一般ユーザーが参加してコンテンツが形成されるCGM(コンシューマージェネレイテッドメディア)の活用の一つとして、「Map Camera」の商品詳細ページにフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」掲載の作例写真が自動表示されるようになったことで、顧客が購入時に有益な情報が得られるようになった。また、カメラ専門店「Map Camera」時計専門店「GMT」、筆記具専門店「KINGDOM NOTE」、ロードバイク専門店「CROWN GEARS」すべての専門において、中古品の商品詳細ページに動画を掲載することで購買意欲を促進し、同時にYouTubeに投稿することで価値ある商品の動画自体が広告となって、各専門店の国内外での認知度の向上に繋げている。一方で、前事業年度末に前倒しで実施した物流及び商品化スペース拡張の後には、買取から商品化に係る業務の効率化を図ることで、中長期的な成長を見据えた基盤固めにも取り組んだ。そのほか、優待チケットを利用した販売促進やその他既存の各種サービスの活用を行った。
2019年3月期通期については、売上高が前期比14.4%増の353.81億円、営業利益が同19.9%増の18.42億円、経常利益が同20.5%増の18.33億円、当期純利益が同16.1%増の12.51億円とする期初計画を据え置いている。
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提供:フィスコ
株探ニュース