シュッピンは買い優勢、今期好業績見通しと中計を評価
シュッピン<3179>は急反発。10日の取引終了後に24年3月期業績予想を発表し、売上高を前期比9.7%増の500億2800万円、営業利益を同26.8%増の31億2200万円とした。好業績見通しに加え、年間配当を前期比3円増の33円と増配する方針を示しており、これらを評価した買いが優勢となっている。
同時に発表した23年3月期決算は、売上高が前の期比5.0%増の456億1800万円、営業利益が同21.6%減の24億6300万円だった。時計価格の下落による影響のほか、販促費やシステム開発投資、従業員のベースアップなどに伴う販管費増が利益面で響いた。
あわせて、26年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。中古カメラの買い取り・販売価格をAI(人工知能)が自動設定する「AIMD」など、AI活用を含む事業強化を継続し、最終年度に売上高631億4100万円、営業利益48億2700万円の達成を目指す。
株探ニュース