プロパスト---1Q売上高減となるも、賃貸開発事業・バリューアップ事業は増収増益
プロパスト<3236>は9日、2019年5月期第1四半期(2018年6月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比21.8%減の44.01億円、営業利益が同39.6%減の3.44億円、経常利益が同58.0%減の1.95億円、四半期純利益が同59.2%減の1.69億円となった。
分譲開発事業の売上高は前年同期比90.2%減の2.26億円、セグメント利益は同98.4%減の0.03億円となった。自社販売物件としてグランデバンセ御殿山ザ・レジデンス(東京都品川区)の販売を実施した。
賃貸開発事業の売上高は前年同期比2.2%増の17.61億円、セグメント利益は同7.4%増の3.91億円となった。首都圏を中心に用地取得から小規模賃貸マンション建築・販売まで行っており、南大塚3プロジェクト、東田端プロジェクト及び栄町プロジェクトの3物件を売却した。
バリューアップ事業の売上高は前年同期比59.1%増の24.12億円、セグメント利益は同9.8%増の2.23億円となった。中古の収益ビルをバリューアップした上で売却しており、幡ヶ谷2プロジェクト、新丸子町プロジェクト及び大和町プロジェクト等の5物件を売却した。
2019年5月期通期の業績予想は、売上高が前期比3.0%増の174.12億円、営業利益が同1.5%減の11.25億円、経常利益が同3.0%増の6.91億円、当期純利益が同18.7%減の5.87億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ
株探ニュース