フィルCはS安ウリ気配、積極投資で22年11月期は81%営業減益を見込む
フィル・カンパニー<3267>には朝方から売りが集中し、ストップ安の1566円水準でウリ気配となっている。14日の取引終了後に発表した22年11月期連結業績予想で、売上高55億円(前期比1.2%増)、営業利益1億4000万円(同80.7%減)、純利益9000万円(同77.9%減)と大幅減益を見込み、年間配当予想を無配(前期10円)としたことが嫌気されている。
同社は同時に24年11月期に売上高150億円、営業利益15億円以上を目指す中期経営計画を発表し、直近3年間は成長投資フェーズと位置づけており、積極的な投資を行うことが利益を圧迫する見通し。なお、21年11月期決算は、売上高54億3200万円(前の期比36.8%増)、営業利益7億2400万円(同5.6倍)、純利益4億700万円(同21.4倍)だった。
株探ニュース