オープンH大幅安、24年9月期営業減益見通しを嫌気
オープンハウスグループ<3288>が大幅安。14日取引終了後に24年9月期業績予想を発表し、売上高を前期比13.2%増の1兆3000億円、営業利益を同12.9%減の1240億円とした。前期までの増益トレンドから一転して減益となる見通しを示したことから、これが嫌気され売られている。
投資用不動産や都心部の手ごろな価格の住宅に対する高い需要が見込まれる一方、建設資材の価格上昇や戸建住宅の市中在庫の滞留による影響などが予想されており、こうした状況を踏まえた。配当予想は前期比2円増の166円とした。同時に発表した23年9月期決算は売上高が前の期比20.6%増の1兆1484億円、営業利益が同19.2%増の1423億3000万円だった。
あわせて、取得上限220万株(自己株式を除く発行済み株数の1.82%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表した。期間は11月15日から来年4月30日まで。
株探ニュース