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コスモ・バイオ Research Memo(6):2021年12月期減益予想だが、同社予想は保守的で上振れ余地

特集
2021年3月12日 15時46分

■今後の見通し

コスモ・バイオ<3386>の2021年12月期通期の連結業績予想(日本基準)は、売上高が前期比1.3%増の8,200百万円、営業利益が同7.0%減の700百万円、経常利益が同8.3%減の750百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.8%減の480百万円と増収・減益の予想としている。想定為替レートは1米ドル=108円(2020年12月期実績は1米ドル=107円)としている。

売上面では、主力の研究用試薬が自社製造・受託サービスも含めて引き続き順調に推移して、増収予想である。利益面では、為替影響、プロダクトミックスの変化(利益率が高くないカタログ品の売上伸長)による売上総利益率の相対的な低下、働き方改革推進などによる人件費や経費の増加、コロナ禍による出張営業の自粛緩和に伴う営業経費の増加などを見込んでいるため、営業減益・経常減益予想としている。親会社株主に帰属する当期純利益については、2020年12月期に計上した投資有価証券売却益の剥落も影響する。

2021年12月期連結業績の予想は、増収ながら経費増加などで減益予想としているが、従来から期初時点では保守的な予想を打ち出す傾向が強い。成長ドライバーと位置付けている利益率の高い自社製造・受託サービスが拡大基調であることも勘案すれば、同社の予想は上振る可能性が高いだろうと弊社は予想する。

なお2021年12月期第2四半期累計の連結業績予想は、売上高が前年同期比1.4%増の4,000百万円、営業利益が同14.3%減の370百万円、経常利益が同15.0%減の410百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同42.3%減の260百万円としている。第2四半期累計ベースでも同様に増収・減益予想としている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《EY》

提供:フィスコ

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