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デリカフHD Research Memo(4):大阪FSセンター建設資金を借入金で調達

特集
2024年1月9日 16時14分

■業績動向

2. 財務状況と経営指標

デリカフーズホールディングス<3392>の2024年3月期第2四半期末の資産合計は前期末比672百万円増加の25,539百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では売掛金が523百万円増加し、現金及び預金が1,516百万円減少した。現金及び預金の減少は、9月末が休日だったため売掛金が増加したことに加えて、新工場建設費用の支払いによる。固定資産では、新工場建設に伴う建設仮勘定の増加などで有形固定資産が1,406百万円増加した。

負債合計は前期末比352百万円増加の17,503百万円となった。未払法人税等が121百万円減少した一方で、有利子負債が66百万円増加したほか、その他の流動負債が増加した。純資産合計は同320百万円増加の8,035百万円となった。利益剰余金が190百万円、その他有価証券評価差額金が125百万円それぞれ増加した。

経営指標では、収益増に伴い自己資本比率が前期末比0.4ポイント上昇の31.5%となった。ネットDEレシオは大阪FSセンター建設に伴う現預金の減少並びに有利子負債の増加により前期末の0.79倍から0.95倍に上昇したものの、同社が目標としている1倍以内は維持した。なお、大阪FSセンターの設備投資資金(総工費41億円)手当としては、補助金(約13億円)のほか金融機関からの長期借入30億円を予定している(2023年9月8億円、残額は下期に順次実行)。このため、2024年3月期末は有利子負債が増加する見込みだが、キャッシュ・フローの改善に取り組むことで、ネットDEレシオは1倍以内を維持する考えだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SO》

提供:フィスコ

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