物語コーポなど外食関連が軒並み高、リオープン・インバウンド効果で7月も売上高2ケタ伸長
物語コーポレーション<3097>が一時210円高の4570円まで買われたほか、鳥貴族ホールディングス<3193>、ヨシックスホールディングス<3221>、ギフトホールディングス<9279>、丸千代山岡家<3399>、大戸屋ホールディングス<2705>、シンメンテホールディングス<6086>といった飲食関連株が全体波乱相場に抗して軒並み買われている。脱コロナによる経済再開(リオープン)効果や、訪日外国人観光客の急増を背景としたインバウンド消費の影響で、外食産業の収益環境には追い風が強い。きょう午後2時に日本フードサービス協会が発表した7月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比14.2%増と大幅な伸びを記録、20カ月連続で前年同月実績を上回った。6月は同11.8%増であったことから伸び率も加速したことになる。更に今年の7月とコロナ前の2019年の7月との比較でも12.6%増と2ケタ伸長となっており、関連銘柄は良好な収益環境にあることが改めて確認される形となった。
最終更新日:2023年08月25日 14時43分
株探ニュース