東エレクなど半導体関連株は下げ幅限定的、為替の円安進行が下支え材料に
東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連株への売りが優勢。前週19日に半導体受託生産の世界トップであるTSMC(台湾積体電路製造)が売上高見通しを減額したことが、半導体市場の先行き需要減速思惑を呼び、世界的に同関連銘柄には向かい風となっている。米国ではアプライドマテリアルズやインテル、ザイリンクス、エヌビディアなど軒並み続落歩調となっており、東京市場でも半導体製造装置や半導体材料メーカーの株価にマイナスに作用している。ただ、足もとは為替市場で1ドル=107円台後半と円安が進行しており、これを背景に押し目買いも観測され下げ幅は限定的だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース