Fブラザーズが大幅続伸、物件売却進み23年11月期業績は計画上振れで着地
ファーストブラザーズ<3454>が大幅続伸。前週末22日の取引終了後、23年11月期の連結業績に関し、売上高が計画の217億6000万円から222億6000万円(前の期比55.8%増)、最終利益が27億円から31億7000万円(同2.7倍)に上振れして着地したようだと発表。これを好感した買いが入ったようだ。
想定よりも物件の売却が前倒しで進んだ。賃貸収益が計画を上回ったほか、経費が予想よりも圧縮されたことも業績の押し上げ要因となった。あわせて同社は24年11月期の配当について、株主資本配当率(DOE)2.0%を目安とした期末配当に加え、中間配当として23年11月期の利益の一部を株主に還元する方針を示した。23年11月期の配当予想は据え置いた。
株探ニュース