パルマが急反落、20年9月期業績及び配当予想を下方修正
パルマ<3461>が急反落している。15日の取引終了後、20年9月期の単独業績予想について、売上高を65億5200万円から45億4000万円(前期比3.4%増)へ、営業利益を5億5300万円から3億円(同40.6%減)へ、純利益を3億7100万円から1億9000万円(同43.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
セルフストレージの利用は増加傾向が続き、セルフストレージ事業者・利用者向けBPOサービスの新規受託件数は伸長しているものの、新型コロナウイルス感染拡大による一時的な経済活動の停滞により、セルフストレージ施設の工事期間の長期化や販売活動の進捗に遅れが生じ、土地を購入してセルフストレージを新築販売と共に運営受託を行うターンキーソリューションサービスで施設販売数が計画を3物件下回る見込みであることが要因としている。
また、業績予想の修正に伴い、従来12円を予定していた期末一括配当を8円にするとあわせて発表しており、これもマイナス材料視されている。前期実績と同額となる予定だ。
株探ニュース