ケイアイ不が24年3月期利益予想及び配当予想を下方修正
ケイアイスター不動産<3465>がこの日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を195億円から135億円(前期比29.6%減)へ、純利益を120億円から80億円(同32.5%減)へ下方修正し、あわせて期末配当予想を118円から62円へ引き下げた。
在庫回転率の向上を目指す高回転経営を重視した結果、売上高は2900億円(同19.9%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、前期は新型コロナウイルス感染症の影響により需要が異常に高まっていたものの、今期は需要が正常化していることに加えて、継続する物価上昇による消費者マインドの冷え込み、建築資材や外注費の高騰などが不動産需要に影響し、在庫過剰感のあるエリアがみられるようになったことから利益は下方修正した。なお、年間配当予想は180円(前期230円)としている。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1254億8400万円(前年同期比21.3%増)、営業利益46億4200万円(同55.2%減)、純利益30億6000万円(同51.9%減)だった。
最終更新日:2023年11月14日 14時58分
株探ニュース