TKPが急反騰、上期業績は20億円の営業赤字もアク抜け感強まる
ティーケーピー<3479>が急反騰している。15日の取引終了後、第2四半期累計(3~8月)連結決算を発表しており、売上高205億4400万円(前年同期比15.4%減)、営業損益20億1300万円の赤字(前年同期35億400万円の黒字)、最終損益24億300万円の赤字(同7億2300万円の黒字)となったが、決算発表を受けてアク抜け感が強まっているようだ。
緊急事態宣言解除以降、貸会議室需要は回復傾向を見せており、8月の貸会議室売り上げは前年同月を上回ったものの、新型コロナウイルス感染症の影響で3~7月の貸会議室売り上げが前年を大きく下回ったことから、大幅な赤字を余儀なくされた。
なお、21年2月期通期業績予想は、会議室売り上げが改善傾向であることや、リージャスのサテライトオフィス需要が引き続き旺盛であることから、下期は営業黒字回復を見込むものの、引き続き未定としている。
株探ニュース