ロードスターが大幅高、円安背景に都心の不動産流動化ビジネスに思惑
ロードスターキャピタル<3482>が大幅高、一時5.8%高と値を飛ばし1500円台を回復した。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも接近しており、目先上値を見込んだ買いが活発化している。不動産流動化ビジネスを展開するが、都内の中規模ビルディングを対象としており、円安進行で海外投資資金が誘引されるなか、都心の地価上昇思惑が同社株の刺激材料となっている。また、足もと不動産投資は旺盛な個人投資家の投資意欲を背景に好調で、同社の22年12月期第1四半期(22年1~3月)営業利益は前年同期比28%増の12億7300万円と大幅な伸びを確保した。クラウドファンディングも手掛け、不動産投資分野における専門性とIT技術の融合を経営戦略の主眼に置いている。
株探ニュース