アズームが一時ストップ高、2万株を上限とする自社株買いと上期業績の上振れを好感
アズーム<3496>は一時ストップ高に買われ、年初来高値を更新した。28日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を2万株(発行済み株数に対する割合0.68%)、または1億円としており、取得期間は5月2日から7月29日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するために取得する。
また、同時に発表した第2四半期累計(21年10月~22年3月)連結決算は、売上高30億2100万円(前年同期比29.8%増)、営業利益4億2200万円(同66.7%増)、純利益2億9600万円(同86.3%増)と大幅増益となり、従来予想の営業利益3億3500万円を上回って着地したことも好材料視されている。遊休不動産活用事業における月極駐車場サブリースサービスの拡大に加え、人件費の増加が想定を下回った。
なお、22年9月期通期業績予想は、売上高64億円(前期比28.7%増)、営業利益8億5000万円(同67.5%増)、純利益5億4000万円(同65.5%増)の従来予想を据え置いた。
最終更新日:2022年05月02日 12時26分
株探ニュース