芦森工が続伸、自動車安全領域での豊田合との相乗効果に期待膨らむ
芦森工業<3526>が続伸した。同社は7月、豊田合成<7282>との資本・業務提携の強化に向けた基本合意を発表していたが、11月30日取引終了後に、予定通り日本毛織<3201>が保有する芦森工の株式(自己株式控除後の発行済み株式の14.48%)を豊田合が取得し、同日付で豊田合が芦森工の筆頭株主となると発表した。芦森工は自動車用のシートベルトやエアバッグなど安全関連部品を手掛けている。同業でトヨタ自動車<7203>の主要サプライヤーである豊田合の影響力が増すことで、部品供給面でポジティブな影響が出るとの期待が改めて広がったようだ。豊田合の議決権所有割合は13.99%から28.58%に上昇した。
株探ニュース