サツドラHDが3日ぶり反発、営業費用の抜本的見直しで20年5月期営業利益予想を上方修正
サツドラホールディングス<3544>が3日ぶりに反発している。前週末20日の取引終了後、20年5月期の連結業績予想について、営業利益を3億5000万円から6億円(前期比39.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
不採算店舗の閉店や新規出店予定数の見直しなどを検討していることから、売上高は920億円から891億円(同5.3%増)へ下方修正したものの、閉店及び新規出店の見直しや人件費を含む営業費用全体の抜本的な見直しにより営業利益は予想を上回るとしている。なお、最終利益は不採算店舗の閉店に伴い特別損失が増加することから、1億円の黒字から1億5000万円の赤字(前期2900万円の黒字)へ下方修正した。
なお、第2四半期累計(5月16日~11月15日)連結決算は、売上高450億5000万円(前年同期比8.4%増)、営業利益1億3800万円(同40.2%減)、最終損益1億8800万円の赤字(前年同期5100万円の黒字)だった。
同時に、コープさっぽろ(札幌市西区)と包括業務提携契約を締結したと発表した。今回の提携では、新たに設置する任意団体「北海道MD機構」のもと、取り扱い品目の商流及び物流や商品開発、決済・ポイントなどの各種サービスなどに共同で取り組むとしている。
株探ニュース