力の源HDが後場急伸、国内既存店売り上げ好調持続し第3四半期営業利益は56%増
力の源ホールディングス<3561>が後場に入り急伸している。午前11時30分ごろに発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高233億6300万円(前年同期比24.0%増)、営業利益24億3100万円(同55.7%増)、純利益17億5700万円(同46.3%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。
国内店舗運営事業でインバウンドの戻りや価格改定の効果により既存店売上高が前年同期比20.1%増となったほか、モバイルオーダーやタブレットオーダーなどDX施策により収益性の改善が進んだことが牽引。また、海外店舗運営事業でコロナ禍明けのリバウンド消費により既存店の売り上げが増加したことや、原価や人件費のコントロールの進展、円安の推移なども寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高315億円(前期比20.6%増)、営業利益31億円(同35.9%増)、純利益22億5000万円(同38.2%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース