No.1急騰で上場来高値を大幅更新、テレワーク分野で活躍期待
No.1<3562>は一時13.4%高の2821円まで上値を伸ばし3連騰、上場来高値を大幅に更新した。8月26日に大陽線で上放れて以降、異彩の上昇トレンドを形成しており、きょうの高値まで6営業日で67%高という高パフォーマンスをみせている。同社は中小企業向けを中心にOA機器やサーバーなどの販売及びメンテナンスを手掛けるほか、自社企画で好採算の情報セキュリティー商品も取り扱っている。21年2月期の業績予想は期初予想から大幅に増額しており、最終利益は従来予想の2億6800万円から4億400万円 (前期比52%増)に修正している。5月に買収を発表した情報機器メーカーのアレクソンの20年7月から21年2月までの損益を連結することで、業績見通しが大きく上乗せされる形となった。アレクソンはテレワーク関連機器の商品開発力にも定評があり、企業のリモートワーク導入の動きが加速するなか、両社のシナジーによる業容拡大効果に期待する買いも呼び込んでいる。
株探ニュース