セーレンが大幅反発、前期経常が上振れ着地で今期は増益転換見通し
セーレン<3569>が大幅反発。19日の取引終了後に発表した21年3月期の連結経常利益は前の期比16.0%減の94億5100万円と2ケタ減益になったが、従来予想の80億円を上回って着地。子会社からの受取配当金の増加や生産調整休業に伴う雇用調整助成金の計上などが上振れの要因となった。続く22年3月期の同利益予想は前期比6.9%増の101億円に伸びる計画とした。ワクチン普及で緩やかに経済活動の正常化が進むなか、収益が回復に向かう見通しだ。また、併せて発表した中期経営計画では、最終年度である24年3月期の経常利益目標を151億円に設定している。
株探ニュース