TSIHDが急伸、22年2月期営業損益黒字化で2期ぶり復配の見通し
TSIホールディングス<3608>が急伸している。12日の取引終了後に発表した22年2月期の連結業績予想で、売上高1524億円(前期比13.7%増)、営業利益11億円、純利益16億6000万円(同57.0%減)と、赤字だった前期から一転して営業損益の黒字転換を見込み、期末一括配当で2期ぶりの復配となる5円を予定していることが好感されている。
実店舗から移行する動きが加速しているECに向けて、経営資源を集中的に投下することで消費者の需要を取り込み、売り上げの一定の回復を図る。また、引き続き販管費の削減を実施し、損益分岐点の改善により黒字転換を図るとしている。
なお、21年2月期は売上高1340億7800万円(前の期比21.2%減)、営業損益118億4300万円の赤字(前の期7000万円の黒字)、純利益38億6100万円(前の期比77.0%増)だった。
株探ニュース