TSIHDは急反発、仕入・販売コストを抑制し22年2月期営業利益予想を上方修正
TSIホールディングス<3608>は急反発している。前週末14日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、営業利益を11億円から24億円(前期118億4300万円の赤字)へ、純利益を16億6000万円から23億円(前期比40.4%減)へ上方修正したことが好感されている。
一部事業の撤退を織り込んだことで売上高は1524億円から1406億円(同4.9%増)へ下方修正した。ただ、仕入及び販売コストを抑制するとともに、プロパー消化率の向上に努めたことで在庫評価損の圧縮分を含めて売上総利益が改善し、利益は従来予想を上回る見通しだ。
なお、第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高1039億1500万円(前年同期比6.9%増)、営業利益51億8000万円(前年同期82億7100万円の赤字)、最終利益54億6500万円(同111憶02600万円の赤字)だった。
株探ニュース