ワールドはカイ気配スタート、4~12月期大幅増益で優待拡充も
ワールド<3612>はカイ気配スタート。5日取引終了後に23年4~12月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比5.1%増の1654億2000万円、純利益は同24.6%増の81億100万円だった。あわせて株主優待制度の拡充を発表しており、これらを好感した買いが膨らんでいる。
外出需要や都市集客の回復が継続し、アパレルが牽引する格好で店舗売り上げが伸長。店舗とECの両販路で残暑や暖冬などの気温変化に対応し、販売掛け率を細かくコントロールしたことも奏功した。23年2月期通期(11カ月の変則決算)の業績予想に変更はない。
株主優待の拡充では保有株式数の区分を現行の「100株以上300株未満」「300株以上」の2区分から、「100株以上300株未満」「300株以上500株未満」「500株以上」の3区分に変更した。継続保有期間(半年以上または3年以上)に応じ、年3000円から年4万円分の株主優待券を贈呈する。2月から実施する。
株探ニュース