ワールドが冴えない、8月既存店売上高が2カ月ぶり前年上回るも反応限定的
ワールド<3612>は冴えない。4日の取引終了後に発表した8月度の国内小売事業の月次売上概況で、既存店売上高は前年同月比2.3%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったものの、これを好材料視する動きは限定的のようだ。
8月最終週の大型台風に備えた臨時休業店や時短営業店として、西日本エリアの延べ504店舗がその影響を受けたものの、休日数が前年より1日多い影響が約1.7%あったことに加えて、猛暑日が多かったことから夏物商品が引き続き底堅く推移した。また、中旬からは秋物商材のフェイス拡大に伴う鮮度アップが奏功してプロパー商品群の稼働が一気に活発となった。
最終更新日:2024年09月05日 13時03分
株探ニュース