ネットイヤーグループ---3Qは売上高が38.60億円、プロジェクトの収益性は確実に向上
ネットイヤーグループ<3622>は5日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.2%減の38.60億円、営業損失が1.75億円(前年同期は1.91億円の損失)、経常損失が1.75億円(同1.93億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.62億円(同2.08億円の利益)となった。
前期に引き続き、値引きの抑制やプロジェクト管理体制強化によるプロジェクト収益の改善、人材・組織の強化、また生産性向上等の施策を行った。これらの取り組みにより、プロジェクトの収益性は確実に向上しつつあるものの、受注リスク管理の強化や不採算顧客との取引の見直し、またプロジェクト計画の精緻化等の施策は、短期的には受注が伸び悩む要因になっている。引き続き上記施策を実行する一方、消費者の典型的な購買行動パターンを可視化するフレームワークである「PDCAのためのカスタマージャーニー分析」等、新サービスの提供を開始した。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.8%減(前回予想比11.5%減)の54.00億円、営業損失が0.70億円、経常損失が0.71億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.68億円と連結業績予想を修正した。
《SF》
提供:フィスコ
株探ニュース