GMOペパボが一時19%高、顧客単価上昇で18年12月期業績と配当予想を上方修正
GMOペパボ<3633>が続急伸し一時、前日比690円(19.2%)高の4285円に買われている。30日の取引終了後、18年12月期の単独業績予想について、売上高を78億円から81億5000万円(前期比10.7%増)へ、営業利益を3億3000万円から4億3000万円(同3倍)へ、純利益を2億5900万円から4億2000万円(同3.5倍)へ上方修正したことが好感されている。
ホスティング事業やEC支援事業で、継続的なアップセル施策により顧客単価が上昇したことに加えて、4月1日にCanvath事業を譲り受けたことなど寄与し、第3四半期累計業績が計画を上回って着地したことが要因としている。
また、業績予想の修正に伴い、従来50円を予定していた期末一括配当を30円増額して80円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、前期実績の25円に対しては55円の増配となる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高60億8900万円(前年同期比11.0%増)、営業利益3億9800万円(同78.4%増)、純利益4億100万円(同86.4%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース