ジー・スリーはカイ気配、マグネシウム電池事業を開始
ジー・スリーホールディングス<3647>がカイ気配となっている。同社は11日取引終了後に、マグネシウム電池事業を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。
このマグネシウム電池は、負極にマグネシウム、正極に炭素系材料を用いて、食塩水に浸して電気化学反応によって電気を取り出す燃料電池の一種。同社は今後、マグネシウム電池を災害時非常用電源として使用されることを想定した開発を進め、将来的にはドローン搭載用などのマグネシウム電池のラインアップ拡充を目指しながら、全国の公的機関や一般消費者、事業法人に販売するとしている。
また、同日には宮城県にある未稼働太陽光発電所の権利をリコーリース<8566>に売却することも発表。譲渡価額は非公表ながら、前年度末の純資産(約24億5887万円)の30%に相当する額以上で売却するとしている。
株探ニュース