ポールHDが24年1月期業績予想を下方修正
ポールトゥウィンホールディングス<3657>がこの日の取引終了後、24年1月期の連結業績予想について、売上高を501億3600万円から471億1300万円(前期比18.0%増)へ、営業利益を31億7400万円から17億4400万円(同36.0%減)へ、最終利益を19億5200万円から4億4000万円(同44.7%減)へ下方修正した。
国内ソリューション及び海外ソリューションにおいて、一部顧客の開発体制見直しによる受注減少や後ろ倒しが見込まれることに加えて、物価上昇や人件費増加が利益を圧迫する見通しという。また、上期に子会社であるHIKEのグラフィック事業及びNinjastarsに関するのれんの減損損失を計上したことも最終利益を押し下げる。
同時に発表した第2四半期累計(2~7月)決算は、売上高223億4000万円(前年同期比13.6%増)、営業利益4億9100万円(同63.6%減)、最終損益3億5400万円の赤字(前年同期1億6100万円の黒字)だった。メディア・コンテンツ、海外ソリューションが牽引役となり2ケタ増収となったものの、物価上昇や人件費の増加、人事機能強化、事業基盤強化のためのセンター統合整備、ITシステム刷新などの費用が増加し利益は減少した。
株探ニュース