ブロドリーフが後場急落、株主優待制度を廃止
ブロードリーフ<3673>は後場に入り急落している。正午ごろ、21年12月末時点の株主に実施した株主優待をもって、株主優待制度を廃止すると発表しており、これが嫌気されている。株主への公平な利益還元のあり方について検討を重ねた結果、株主優待制度を廃止し、今後は配当などによる利益還元に集約することにしたという。
同時に、22年12月期の連結業績予想について、売上高を127億円から133億円(前期比35.6%減)へ、営業損益を40億円の赤字から32億円の赤字(前期33億9500万円の黒字)へ、最終損益を32億円の赤字から27億円の赤字(同21億7300万円の黒字)へ上方修正した。主力商材であるクラウドソフトウェアを中心に月額サブスクリプション型サービスの販売が順調に推移していることに加えて、パッケージソフトウェアの販売が第4四半期においても計画を上回る見込みであることが要因としている。
なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高100億6700万円(前年同期比33.7%減)、営業損益18億6300万円の赤字(前年同期23億4200万円の黒字)、最終損益14億3300万円の赤字(同15億円の黒字)だった。
株探ニュース