サイバーリンはカイ気配スタート、今期業績予想の大幅増額と株式分割発表
サイバーリンクス<3683>は寄り付き大口の買い注文に値がつかず、気配値でのスタートとなった。同社は食品流通業界向けを中心に基幹業務系クラウドサービスを展開し、好調に収益を拡大させている。また、官公庁向けクラウドサービスでも実績が高く、足もとでは防災行政無線デジタル化工事や前期に取得した子会社の貢献で会社側想定を上回る伸びを示している。前週末13日取引終了後、20年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の6億3900万円から9億1500万円(前期比2倍)に大幅増額しており、これがサプライズを与えた。また、好業績を背景に年間配当も従来計画に4円上乗せの20円(前期実績は16円)に増額している。更に12月末現在の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施することも発表、これが物色人気を増幅させる格好となった。
株探ニュース