イルグルム:12月単月の全社売上高は前年同月比で+7.3%の増、通期の予定増収率+21.7%に対し今期Q1の売上高実績は+7.7%の増
株式会社イルグルム(東証マザーズ上場、コード:<3690>、岩田進社長)は、1月11日に2022年9月期(今期:2021年10月~2022年9月)の3ヶ月目となる、2021年12月の月次売上高を発表した(2021年10月以降は監査法人の監査を受けていない速報値ベース、単位未満を四捨五入、以下同様)。
月次の全社売上高は、9月263百万円、10月265百万円、11月255百万円、12月258百万円と横這いが続いている(図表1)。前年同月比では、前年の特殊要因により2021年6月が△7.0%の減収となったが、同年7月以降はプラスに転じ12月まで6ケ月連続で増収となった(図表2)。
同社は今期の全社売上高を3,600百万円、前期比では+21.7%の増と高い増収率を見込んでいる。これに対し第1四半期(2021年10月から12月の3ヶ月間の累計)の売上高は、前年同期比では+7.7%の増に留まっている。
事業別にみると、主力のマーケティングプラットフォーム事業では、12月の売上高は234百万円、前年同月比では+10.1%の増収と二桁の伸び率を維持した。11月の売上高231百万円に対しては、+1.0%の微増となった。コアビジネスであるアドエビスの伸長に加え、3月に連結子会社化した株式会社スプー(Webメディアの企画・制作・編集・運営を展開)、及び8月より連結子会社化した株式会社トピカ(SNS と動画を活用したマーケティング支援事業を展開)を含めた新サービスが、引き続き増収に寄与していると思われる。また、マーケティングプラットフォーム事業の第1四半期の売上高は、前年同期比で+12.3%の増収となった。
一方、商流プラットフォーム事業部門の12月の売上高は、25百万円と前年同月比では△13.3%の減収、11月の売上高である24百万円と比較すると+3.5%の微増収となった。同事業の第1四半期の売上高は、前年同期比△20.6%の減収となった。一部の顧客からの解約が発生したこともあり、6月以降、前年同月比では減収傾向が続いているが、月次売上高は25百万円前後で推移している。なお、同事業の売上高の全社売上高に占める割合は約1割と小さく、全体に対するインパクトは限定的である。
また、今期、2桁の増収増益、並びに過去最高売上高と利益の連続更新を同社は予想し、営業利益470百万円(同+28.6%)、経常利益460百万円(同+26.3%)、当期純利益320百万円(同+33.5%)を計画している。年間の一株当たり配当金については、前期5.2円から今期7.5円へと+2.3円の増配を予定している。なお、アルファ・ウイン・キャピタル株式会社では、通期の売上高を会社予想の売上高3,600百万円に対し、100百万円低い3,500百万円と予想しているが、コストコントロールなどにより同社が計画している利益は達成できると予想している。


(出典)株式会社ウイルズ、(情報提供)アルファ・ウイン・キャピタル株式会社
株探ニュース