CRI・ミドルウェア<3698>は24日、萩原エレクトロニクスとの協業により、車両向けデジタルメーター映像ソリューション「CRI Glassco(R)」をインド市場に向け展開開始すると発表した。ノーコード開発のデジタルメーターが世界最大の成長市場を牽引する。

インドへの事業展開に向け、CRI Glasscoはノーコード開発に対応する。これまで必要だった高額な開発環境を不要とし、メーターの開発者人口を拡大。参入障壁を下げることでデザイナーとエンジニアの分業によるメーター開発も可能となり、高クオリティながらスピーディな開発を実現する。さらにノーコード開発由来の設計手法が、メーターの信頼性を担保し、検証コストを抑制する。

なお今回のインド向け展開では、ルネサスエレクトロニクスの車載向けマイコン「RH850」を皮切りに展開を行う。高い性能とコストバランスから大衆車向けにも導入しやすい性能を持つRH850とCRI Glasscoのタッグにより、インド市場のバイク・三輪自動車を高機能なデジタルメーターで彩る。

今回の取り組み開始により、ＣＲＩのモビリティ製品は本格的にグローバル市場に向けて展開されることになり、同社は今後、インド市場での売り上げを20億円にすることを目指すとしている。

《AK》

提供：フィスコ

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