特種東海、前期経常を36%上方修正、配当も25円増額
3708特種東海製紙【連結】
業績修正PDF
特種東海製紙 <3708> が5月14日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の39億円→53億円(前の期は53.5億円)に35.9%上方修正し、減益率が27.1%減→1.0%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.2億円→32.2億円(前年同期は26.3億円)に76.7%増額し、一転して22.4%増益計算になる。
業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の50円→75円(前の期は75円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
昨年11月に、パルプ市況の悪化による輸出パルプの販売数量減少、資材パルプ在庫に係る低価法評価損の増加に加え...
会社側からの【修正の理由】
昨年11月に、パルプ市況の悪化による輸出パルプの販売数量減少、資材パルプ在庫に係る低価法評価損の増加に加えて台風等によるリニア関連工事の遅れの影響などを勘案して、業績を下方に修正させて頂きました。 その後、引き続き売上については厳しい状況が続く反面、当社グループ一体となった原価・経費削減努力を行い、また生活商品事業の業績が順調であったこと等を理由に、営業利益が上向く状況となりました。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益においても、持分法による投資利益が、板紙市況が底堅く推移するなどして堅調に推移し、前回予想を上回る見込みとなっております。(注1)当連結会計年度より表示方法の変更を行っており、当該表示方法の変更を反映した前期数値と比較して記載しております。(注2)上記予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成しておりますので、実際の決算数値とは異なる可能性があります。
昨年11月に業績予想の下方修正を行った際に、当社の資本政策方針に基づいて配当予想も変更致しましたが、今般、上記の通り、結果として利益面につきましては、概ね2019年5月に当初予想したものにかなり近い水準に着地する見込みとなっていることにより、1株当たり年間配当金を50円から75円に変更致します。尚本件につきましては、第13回定時株主総会にて付議する予定としております。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.10-03 | 42,130 | 1,179 | 1,825 | 1,010 | 24.2 | 8.34 | 2019-11-12 |
連結 |
| 新 19.10-03 | 40,730 | 1,979 | 3,225 | 2,310 | 55.5 | 16.67 | 2020-05-14 |
連結 |
| 修正率 | -3.3 | +67.9 | +76.7 | 2.3倍 | 2.3倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2020.03 | 82,000 | 2,000 | 3,900 | 2,300 | 55.2 | 16.67 | 2019-11-12 |
連結 |
| 新 2020.03 | 80,600 | 2,800 | 5,300 | 3,600 | 86.4 | 25 | 2020-05-14 |
連結 |
| 修正率 | -1.7 | +40.0 | +35.9 | +56.5 | +56.5 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.10-03 | 42,599 | 1,376 | 2,634 | 2,219 | 53.3 | 16.67 | 2019-05-14 |
連結 |
| 予 19.10-03 | 40,730 | 1,979 | 3,225 | 2,310 | 55.5 | 16.67 | 2020-05-14 |
連結 |
| 前年同期比 | -4.4 | +43.8 | +22.4 | +4.1 | +4.0 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018.03 | 79,086 | 3,932 | 3,202 | 2,193 | 51.3 | 16.67 | 2018-05-14 |
連結 |
| 2019.03 | 81,901 | 3,142 | 5,353 | 4,212 | 101.2 | 25 | 2019-05-14 |
連結 |
| 予 2020.03 | 80,600 | 2,800 | 5,300 | 3,600 | 86.4 | 25 | 2020-05-14 |
連結 |
| 前期比 | -1.6 | -10.9 | -1.0 | -14.5 | -14.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。