ソフトウェアが続伸、23年10月期の増益・増配予想で買い安心感
ソフトウェア・サービス<3733>が続伸している。前週末9日取引終了後、22年10月期の連結決算発表にあわせ、23年10月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比12.3%増の38億1600万円となる見通しを示したほか、年間配当予想は前期比10円増配の110円を計画。増益と増配の見通しを受け、買い安心感が広がったようだ。
売上高は前期比10.4%増の304億3600万円を見込む。医療分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進の動きを背景に、医療情報システムのさらなる普及拡大が見込まれるなか、受注残高が高水準であることや、保守サービスなどのストック収益の伸びを業績予想に反映させた。
22年10月期の売上高は前の期比9.1%増の275億6900万円、最終利益は同13.4%増の33億9900万円だった。前期の年間配当予想に関しては、従来の計画から5円増額の100円に見直した。
株探ニュース