フライトが急反落、20年3月期営業利益は計画下回る
フライトホールディングス<3753>が急反落している。20日の取引終了後に発表した20年3月期の連結決算が、売上高45億1700万円(前の期比3.2倍)、営業利益5億4200万円(前の期4億800万円の赤字)、最終利益3億6400万円(同4億800万円の赤字)となり、営業利益が従来予想の5億6000万円を下回って着地したことが嫌気されている。
電子決済ソリューション「Incredist(インクレディスト)」シリーズの大型納品があったことが業績を牽引したほか、特に保守的に見積もっていた「Incredist Premium」の売り上げが予想を上回ったことで、売上高は従来予想の40億円を上回った。ただ、赤字プロジェクトの発生などにより営業利益は計画を下回ったという。なお、21年3月期業績予想は、新型コロナウイルス問題の影響を読み切れないため、未開示としている。
株探ニュース