さくらネットが急反落、21年3月期大幅営業減益を見込む
さくらインターネット<3778>が急反落している。27日の取引終了後に発表した21年3月期連結業績予想で、売上高234億円(前期比6.8%増)、営業利益7億4000万円(同21.2%減)、純利益3億5000万円(同2.2倍)と大幅営業減益を見込んでいることが嫌気されている。
レンタルサーバやVPS・クラウドの伸長を見込むものの、クラウドシフトとハウジングの縮小に伴うデータセンター設備の最適化や、機器リプレイスによる一時的な売り上げ減少、既存人員の教育・育成の強化などに伴うコスト増が利益を圧迫する。
なお、20年3月期決算は、売上高219億800万円(前の期比12.3%増)、営業利益9億3900万円(同65.6%増)、純利益1億6000万円(同74.7%増)と、従来予想の営業利益6億9000万円を上回って着地した。
株探ニュース