サイステップはストップ安、前期業績の下振れ着地と今期減益予想を嫌気
サイバーステップ<3810>は前日比300円安のストップ安に売られた。15日取引終了後に発表した20年5月期の連結経常利益は前の期比7.0倍の5億8900万円に拡大したが、従来予想の7億円を下回って着地。続く21年5月期の同利益は前期比32.1%減の4億円に落ち込む見通しとしており、これが嫌気されている。
前期は主力の「オンラインクレーンゲーム・トレバ」が好調だったものの、新型コロナウイルス感染拡大で経済活動が停滞したことに伴い、国内外で獲得された景品の配送が遅延したことによる解消費用を第4四半期に計上したことが利益を圧迫した。今期は新型コロナウイルスの状況を踏まえ、減収減益の計画としている。
株探ニュース