ネクスジェンは大幅続伸、第2四半期営業は2600万円の黒字に浮上
ネクストジェン<3842>が大幅に3日続伸となっている。同社は2日取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業損益が2600万円の黒字(前年同期は1億5500万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比37.4%増の15億9800万円で着地。通信事業者や官公庁向けに収益性の高い自社ソフトウェア販売が増加したほか、前期末にMVNO(仮想移動体通信)事業者向けに提供を開始したサブスクリプション型サービス販売の積み上がり、導入済みのモバイルコアシステムのセキュリティー強化や運用の簡易化に向けた更改対応を実施したこと、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関連したシステム開発案件が伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高35億円(前期比14.6%増)、営業利益1億1000万円(同3.5倍)とする従来見通しを据え置いている。
株探ニュース