フリービットが大幅続落、23年4月期は営業減益見通し
フリービット<3843>が大幅続落している。前週末10日の取引終了後に発表した23年4月期連結業績予想が、売上高460億円(前期比6.8%増)、営業利益29億円(同8.4%減)、純利益7億円(同15.4%減)と減益見通しであることが嫌気されている。
5Gインフラ支援事業のモバイルサービスや5G生活様式支援事業の集合住宅向けサービスの成長を見込む一方、22年4月期中にDTIのADSLサービスが終了したことに伴う粗利益の減少やフルスピードPMI実行完了までの開発費などの一時的重複コストを見込むことが利益を圧迫する。また、22年4月期から一部繰り越しとなったTONEのプロモーション費用を含む総額19億円の戦略投資枠を設定したことなども響く。
なお、22年4月期決算は、売上高430億7500万円、営業利益31億6500万円、純利益8億2700万円となった。会計基準の変更に伴い前の期との比較はないものの、従来予想の売上高430億円、営業利益25億円、純利益6億円を上回って着地した。
株探ニュース