アステリアがS安、デザインサービス落ち込み第1四半期は営業赤字に転落
アステリア<3853>がストップ安の801円に売られている。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高6億6800万円(前年同期比15.8%減)、営業損益7200万円の赤字(前年同期4400万円の黒字)、最終損益7000万円の赤字(同8900万円の黒字)となり、営業赤字に転落したことが嫌気されている。
主力製品である「ASTERIA Warp(アステリアワープ)」、「Handbook(ハンドブック)」が引き続き伸長し、エンタープライズとネットサービスは増収となったものの、デザインサービスは米国の重要顧客2社の経営にかかわる問題によりプロジェクトが大きく遅延したことが響いた。また、新製品の出荷に伴い広宣販促費や研究開発費が増加したことも利益を圧迫した。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高41億円(前期比17.9%増)、営業利益6億円(同54.3%増)、最終利益4億円(同47.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース