岡山製紙が続伸、原料費下がり20年5月期営業利益予想を上方修正
岡山製紙<3892>が続伸している。前週末27日の取引終了後、20年5月期の単独業績予想について、営業利益を10億3000万円から11億5000万円(前期比52.9%増)へ、純利益を7億6000万円から8億4000万円(同57.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は100億円(同0.3%減)の従来見通しを据え置いたものの、国内の古紙流通量や価格が安定しているため、計画に比べて原料費が下がったことが利益を押し上げる見通し。また、板紙製品価格の改定が浸透していることや、主な燃料であるLNG価格が安定していることも寄与するとしている。
株探ニュース