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JIGーSAW Research Memo(3):「JIG-SAW OPS」を主軸に「NEQTO」を拡大中(1)

特集
2024年3月13日 11時53分

■会社概要

2. 事業内容

JIG-SAW<3914>は、設立時から培ってきたOSに関する開発技術や信号制御技術などの基盤コア技術をベースに、同技術を応用してビジネスをデザインすることで、全世界のインターネット・IoT技術の中核を担うことをミッションとしている。そして、A&A(Auto Sensing×Auto Control:保有する独自のコア技術を応用した自動検知及び自動制御)をコアコンセプトに、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながるすべてのモノを快適かつ安定して稼働させるための、システムマネジメントやクラウドマネジメントといったデータコントロール事業を展開している。データコントロール事業は、システムマネジメントとIoT向け各種サービスに分けられるが、対象やソフトウエアが異なるだけで、いずれもIoT領域において自動監視や運用によりデータをコントロールしている点で同様である。このほか、同社の基盤コア技術を応用した各種先端プロジェクトにも取り組んでいる。

(1) システムマネジメント

システムマネジメントは「JIG-SAW OPS」というブランドで提供されており、同社が独自で開発したプラットフォーム「puzzle」をベースに、各種物理サーバ、クラウドサーバ、ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器などを対象に自動監視や運用といったマネジメントを行っている。「JIG-SAW OPS」は、AWS(Amazon Web Services)やGoogle Cloud、Microsoft Azure、オンプレミス(自社サーバ)などあらゆるサーバに対応するだけでなく、顧客ニーズに柔軟に合わせることも可能で、顧客の業務負荷の軽減や運用コストの削減をサポートすることができる。また、センシング(遠隔自動監視)から自動制御・コントロール(1次対応)、フルマネジメント(2次対応)、日々の運用・サーバ保守業務及び連携までの一貫したサービスを特徴としており、センシングでは、独自システム「puzzle」によりサーバなどの監視を自動制御しており、障害があった場合にはアラートの原因を正確に把握し、優先順位付けや作業指示など事前対応策を自動的に指示・制御している。1次対応では、検知・受信データを起点に優先順位付けや作業指示、手順に基づいた作業を自動で実施するとともに、手順書の作成や修正も自動でサポートしている。2次対応では、自動制御などあらかじめ決められた作業だけでなく、実行可能なすべての対応を実施している。

ちなみに「puzzle」は、運用現場での使いやすさや効率を重視して2014年に開発された同社独自のロボット型自動運用プラットフォームで、A&Aを実現する基盤コア技術の1つである。IoTをシングルコンソールでマネジメントすることができるため、様々なサーバの情報を統合管理し、インターネットにつながるすべてのモノとコトを統合運用することができる。また、同社オリジナルであるため柔軟かつ有効に機能を拡張することができ、既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能やシステムの可視化なども可能となっている。「JIG-SAW OPS」では、クラウドセキュリティサービスの「Safing」とクラウド包括支援サービス「JIG-SAW PRIME」も展開している。「Safing」は、従来専門家や人海戦術で対応するケースが多かった様々なセキュリティリスクに対し、リスクを自動的に判別して対応を通知することができる。「JIG-SAW PRIME」は、クラウドを横断的に管理するサービスで、クラウドの請求代行から導入支援、運用保守まで包括的に支援することができる。「JIG-SAW PRIME」は、AWSなど多くのクラウドに対応するマルチクラウド型のサービスとなっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SI》

提供:フィスコ

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