テラスカイ<3915>の目先の押し目は拾い場とみたい。同社は米クラウドサービス大手セールスフォースやＡＷＳ（アマゾンウェブサービス）のクラウド導入支援で抜群の実績を誇る。また、国内では昨年にＮＴＴデータグループ<9613>傘下のＮＴＴデータと資本・業務提携を行っており、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）戦略のサポートや人材獲得などで協働する。業績は飛躍期を迎えており、２５年２月期業績は営業利益段階で従来予想の９億５００万円から１１億６７００万円（前期比２．２倍）に増額修正し、過去最高利益を大幅に更新する見通しだ。

株価は直近下押したものの、抜群の成長力を背景に中期的な上値指向に変化はない。量子コンピューター関連の一角としても人気化素地を内包しており、１月１５日につけた昨年来高値２８００円を早晩奪回し、３０００円大台替えを目指す展開が期待できる。（桂）

出所：MINKABU PRESS

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