DIT大幅反発、金融向けセキュリティーと電子契約のアウトソーシングサービスで思惑
デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>が3日ぶり大幅反発、一時前週末終値を6.7%上回る1471円まで値を飛ばした。金融業界向け中心に付加価値の高い情報サービスを展開、サイバー攻撃対応システムなどセキュリティー分野で高い開発実績を持っている。大興電子通信<8023>と協業で中小企業向け電子契約の外部委託サービスをスタートさせており、これも時流に乗る経営戦略として注目を集めている。株価は1月下旬に1872円の年初来高値をつけているが、菅政権のデジタル政策を背景にサイバーセキュリティーが投資テーマとして再浮上するなか、時価は依然1400円台と出遅れ感が強く追随買いを誘っている。
株探ニュース