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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---1Q決算(2018年1-3月期)(2/5)

材料
2018年5月21日 15時35分

このコンテンツは、マイネット<3928>の2018年12月期第1四半期(2018年1-3月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。5本に分けたコンテンツの2本目です。

そんな抜本対策を打ちつつ、事業としてはしっかりと足元を整えていくわけなのですが、今回再開したタイトルの状況を初めてお示ししております。

一言で言うと、「順調に立ち直っております」と申せます。

売上寄与が高いユーザー様、当社ではロイヤルユーザー様というふうに定義をしております。日々、日々ゲームに来訪いただいて、毎月のように一定の金額をお支払いいただきながらゲームを楽しんでくださるロイヤルユーザー様です。この方々が当社の売上に寄与する比率というのはすごく高いものにございます。やはりロイヤルユーザー様に支えていただいているというのがあるのです。

そのロイヤルユーザー様の復帰率というのが4月末段階において、すでに90%を超えている状態にございます。

タイトルの復旧から1ヶ月満たないようなタイトルもまだまだ多くある中で、全体のロイヤルユーザーのうちの91.4%の方が戻ってきて下さっている。これは大変良い状態だというように当社ではとらえております。

当社は、本当にユーザーさんに、長くワクワクと、タイトルを楽しんでいただけるようにということを根本の指針として、ゲーム運営を行っております。今回、一旦止まったとしてもしっかりユーザーさんに戻ってきていただけるバリューのご提供がある程度できていたのかというように証明されているかと。大変な事態が起こった中ですけれども、嬉しく感じているところでもございます。

全体としては順調に回復しております。

先ほどのものが足元の事業業績で、我々が成長を作っていくためにはやはりこの仕入のところでございます。この仕入に関しても、現在大変順調に推移しております。

インシデントがございましたので、この業界のメーカーの皆様に向けても、ご心配をかけるポイントはございました。そこを早い段階で、多くのパブリッシャーやメーカーの皆様に向けて今回起きたインシデントについての事象及び今後のセキュリティの抜本対策についてのご説明を申し上げつつ、ここから先の仕入についても良好な関係を継続いただけるお約束をいただいたりなどして、現在この瞬間も10件のデューリジェンス案件が進行中であるという状況にございます。

この先も順々にソーシングを重ねて、これまでと同様に、おおよそ月1タイトルペースの仕入を進めていくねらいでございます。

なお、4月に収益計上が始まる大規模なタイトルの仕入もすでに第1四半期で進んだ状態になっておりますので、仕入の状態は現時点で良好と申せる姿でございます。

さて、このような足元の堅調さ及び成長に向けた仕入の堅調さ、これらをもって、ここからねらっていきたい姿というのがこちらになります。

下半期に挽回すること。もっと一言で言うと下半期は黒字にして皆さんにリカバーを証明することでございます。今回第1半期の事象で、保守的な会計アクションとして固定資産の大規模な減損を行いました。

そのトレードオフとして、減価償却の負担が月に5,000万円分ずつ減って参ります。

それだけ利益が生まれやすい構造となるわけですけれども、その構造を作ったその収益性のもとで、まず下半期にしっかり黒字を作ること。

これによって、皆様の前で大きなインシデントがありましたが、しっかり収益性を戻して再度安定的な成長を作って参ります、ということを証明して参りたいというように考えております。

下期黒字、これを進めて、目指して参りたいと考えております。

このインシデントがあって、また約35億円という当期純損失を見て少し驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、もとあった財務体質が大変良質良好であったということから、結果、2018年12月通期の予想B/Sがこのような姿になっております。

シンプルには自己資本比率は55%以上という状態。たいへんまだまだ健全な財務体質にある状態をつくれております。

仕入投資を行うための原資となる、現預金としても14億円以上。そして銀行様とのお取り決めの当座貸越枠が10.8億円。合計で25億円前後、投資余力というのがある状態になっております。

たいへん大規模なインシデントと減損というのがありましたが最終的なB/Sは大変健全な財務体質をキープしている状態になろうとしているというものでございます。

以上ここまでが不正アクセスの概要及び、それが与えた影響と修正予想でした。

《FA》

提供:フィスコ

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