はてな続落、1月中間期業績は営業利益2.3倍も材料出尽くし感で利益確定売り
はてな<3930>は続落している。2月28日の取引終了後に発表した第2四半期累計(18年8月~19年1月)単独決算は、売上高12億5600万円(前年同期比33.7%増)、営業利益2億6100万円(同2.3倍)、純利益1億7700万円(同2.1倍)と大幅増益だったものの、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
上期は、「はてなブログ」の利用者数が順調に推移したほか、「はてなブログ」の有料プラン「はてなブログPro」などの課金売り上げが好調に推移した。また、新規にオウンドメディアを導入する顧客数が増加したことで、コンテンツマーケティングサービスが大きく売り上げを伸ばしたほか、受託サービスとサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」から構成されるテクノロジーソリューションサービスも拡大した。
なお、19年7月期通期業績予想は、売上高25億2200万円(前期比20.5%増)、営業利益3億5400万円(同10.9%増)、純利益2億4300万円(同3.9%増)の従来見通しを据え置いており、上方修正がなかったことも弱材料視されているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース