決算発表予定日 2024/12/13
3930東証G信用
業種 情報・通信業

はてな 株価材料ニュース

907
+37
+4.25%
業績
(15:13)
PTS

(ー)
株価は15分ディレイ

はてな---22年7月期売上高30.49億円、コンテンツマーケティングサービス・テクノロジーソリューションサービスが順調

材料
2022年9月14日 10時51分

はてな<3930>は13日、2022年7月期決算を発表した。売上高が30.49億円、営業利益が3.10億円、経常利益が3.27億円、当期純利益が2.30億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、2022年7月期に係る各数値については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっているため、対前期増減率は記載していない。

コンテンツプラットフォームサービスの売上高は4.73億円(前期は5.24億円)となった。当年度においては、主力サービス「はてなブログ」の登録ユーザー数は順調に増加し、月間ユニークブラウザ数や、「はてなブログ」の個人向け有料プラン「はてなブログPro」などの課金売上についても、堅調に推移した。また、使いやすい機能に絞ったうえで、戦略的な価格で「はてなブログ」を法人向けに提供する「はてなブログBusiness」が堅調に推移した。アフィリエイト広告については、関係者は年々増加傾向にあり、各事業者の関与の仕方は、多様かつ複雑なものとなっている。このような事業環境の中で、前期は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う景気悪化懸念から、一部の業界における国内の広告出稿量が減少したが、当年度においては緩やかな回復基調にあり、売上は底堅く推移した。

コンテンツマーケティングサービスの売上高は7.95億円(前期は6.62億円)となった。「はてなブログMedia」について、フルサービスを提供する「レギュラープラン」はもとより、「ライトプラン」という販売価格面での戦略的提示により、顧客のオウンドメディアの新規開設を推進したことや、「採用オウンドメディアプラン」として、採用を成功に導くための機能と、素早く安価にオウンドメディアを立ち上げられるプランを訴求し、顧客サイドのオウンドメディアの導入障壁をさらに押し下げた結果、新規導入のメディア数が増加した。前期は、新型コロナウイルス感染症拡大による景気悪化懸念から、同社UGCサービスに掲載されるネイティブ広告、バナー広告などの広告売上、コンテンツ作成支援料について厳しい販売環境となったが、当年度においては、デジタルトランスフォーメーション(DX)の浸透に加えて、予算の確保による広告需要の増加へ、緩やかに回復基調へ転じ、売上は好調に推移した。

テクノロジーソリューションサービスの売上高は17.80億円(前期は14.34億円)となった。マンガビューワ「GigaViewer for Web」について、当年度においては、「サンデーうぇぶり」(小学館)、「&Sofa(アンドソファ)」(講談社)、「コロコロオンライン」(小学館)、「COMIC OGYAAA!!」(ホーム社)の4サービスに搭載され、合計15社、搭載累計19サービスとなった。2021年11月には、アプリマンガサービスに向けたマンガビューワ「GigaViewer for Apps」の提供を開始し、「コミックガルド+(プラス)」(オーバーラップ・プラス)に採用された。ユーザー向けの各種機能に加え、サービス提供者のサービス運用コストの削減に貢献する管理機能の継続的な機能開発の提供により、売上は堅調に推移した。受託サービスについて、当年度はWeb小説サイト「カクヨム」の収益還元プラットフォームの機能開発など、複数の受託開発案件で成果物の納品及び検収が完了した。保守運用サービスでは、運用案件数の積上げにより、売上成長に繋がった。 「Mackerel(マカレル)」については、AWS(アマゾンウェブサービス)の中で、サーバー監視サービスとしての認知度が向上し、導入実績の積上げを図ることができた。2022年5月には、ソフトバンク<9434>のクラウドサービス「ホワイトクラウド ASPIRE」のオプションメニューとして「Mackerel(マカレル)」が採用された。

2023年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比4.4%増の31.84億円、営業利益が同52.6%減の1.47億円、経常利益が同55.2%減の1.47億円、当期純利益が同59.0%減の0.94億円を見込んでいる。

《ST》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる