シンクロが6日ぶり反発、シェルフィーの内装建築マッチング事業を譲受へ
シンクロ・フード<3963>が6日ぶりに反発している。17日の取引終了後、「内装建築.com」を運営するシェルフィー(東京都目黒区)の内装建築マッチング事業を4月20日付で譲り受ける事業譲渡契約を締結したと発表しており、好材料視されている。
シンクロでは、内装マッチング領域で05年3月から「店舗デザイン.COM」を運営しているが、施主は個人事業主や小規模法人が中心で、案件規模も1000万円未満の案件が多い。一方、シェルフィーの「内装建築.com」は大規模な法人顧客が中心であり、案件規模も1000万円以上の案件が約半分を占めている。これら2つのプラットフォームは、顧客基盤の重なりが少なく、案件セグメントが全く異なっていることから、シンクロが両プラットフォームを運営することで、相互送客による売り上げ拡大やプラットフォーム全体としての案件獲得効率が高まることが期待できるとしているという。譲受価額は非開示。なお、24年3月期業績への影響は軽微としている。
株探ニュース