エルテスが8日ぶり反発、Liquidと顔認証を利用した自治体向けスーパーアプリの開発で協業
エルテス<3967>が大幅高で8日ぶりに反発している。9日の取引終了後、子会社JAPANDXがELEMENTS<5246>子会社でオンライン本人確認のLiquidと、顔認証でデジタルデバイド(情報格差)解消につなげる自治体向けスーパーアプリの開発で協業すると発表しており、好材料視されている。
顔認証と家族登録機能が特徴のLiquidのデジタルIDウォレット「PASS」と、JAPANDXが提供する住民総合ポータルアプリ「DX-Pand」を組み合わせることで、子どもから高齢者まで誰にとっても使いやすい全世代型の自治体向けスーパーアプリを開発。これにより、これまでスマホを持っていない、もしくは操作が苦手なためにデジタル行政サービスを利用できなかった人も、電子申請などの「行かない市役所」や窓口での手続き時に申請書作成の負担を軽減する「書かない窓口」などを実現するという。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
株探ニュース