SYSHDが大幅反落、第3四半期営業利益36%増も材料出尽くし感
SYSホールディングス<3988>が大幅反落している。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)連結決算は、売上高91億2000万円(前年同期比19.3%増)、営業利益4億8800万円(同35.7%増)、純利益3億1800万円(同46.0%増)と大幅増益となったものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
グローバル製造業ソリューションで自動車ECU関連顧客や搬送機関連顧客などからの受注が堅調に推移したことに加えて、社会情報インフラ・ソリューションで金融関連顧客などからの受注が堅調に推移したことが業績を牽引した。また、前年同期に比べてM&A関連費用が減少したことも増益に寄与した。
なお、24年7月期通期業績予想は、売上高125億円(前期比18.8%増)、営業利益6億4000万円(同23.0%増)、純利益4億1000万円(同11.0%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース